『弱虫ペダル』 に登場する、個性あふれるキャラクターたちの愛車である
色んな自転車メーカーのロードバイクをご紹介する行き当たりばったり企画、第3弾。
第3回目の今回は、総北高校自転車競技部の3年生の自転車を紹介します。
『弱虫ペダル』 に登場するキャラクターたちの相棒となる自転車、
ロードバイク。
キャラクターたちは、実際に存在する自転車メーカーのロードバイクを乗っています。
ロードバイクは国内外の沢山のメーカーが生産、販売をしており、各メーカーは独自の技術と
アイディアの結晶を詰め込み、メーカーの威信をかけてロードバイクをレースに出します。
それは、まさしく自転車のハイテクウォーズ・・・・・
■ 金城真護総北高校自転車競技部主将で2年生からエースの座についている総北高校の絶対エース。
女子からの人気は高く、金城のクラスで今泉と会った時は
『イイ男ミーティング』 と呼称される。
総北悲願のインターハイ総合優勝を掲げている。
あだ名は
『石道の蛇』で、どこまでもくらいつく、あきらめない男。
脚質はオールラウンダーで、そんな金城真護の愛車は・・・・・
★ トレック (Trek) アメリカのロードバイクメーカー言わずとしれたアメリカ最大手のスポーツバイクメーカー。
前人未踏のツール・ド・フランス7連覇を成し遂げたランス・アームストロング、史上5人目となる
グランツール完全制覇をしたアルベルト・コンタドールの勝利を支えたメーカーこそトレックです。
開発力も抜きん出ており、MTBにおいてもロードバイクにおいても、世界の頂点を獲得した
高い技術力を持っており、
通常の使用に置いてはリジッドフレームは生涯補償をするほど
フレームに強い自信があるようです・・・・・よっ、太っ腹!!!
総北高校自転車競技部の絶対エースである金城真護がこのトレックを選ぶ理由も頷けます。
■ 田所迅巨漢で豪快な性格だが、その見た目と裏腹に意外と気配るすることもでき
後輩おもいで面倒見が良く、なかなか結果が出せない手嶋、青八木を手塩に鍛えあげた。
筋力と肺活量を生かしてド迫力の走りを見せる筋肉スプリントから
ついたあだ名は
『暴走の肉弾頭』 ・・・ちなみに必殺技は
『田所必殺 酸素音速肉弾頭』。
そしてトレインを形成する時は先頭になって風除けになり、チームを引っ張る事から
総北名物
『肉弾列車』 の異名をとる。
実家はパン屋で、合宿時には田所パン屋特製 田所スペシャルバーガーを小野田に振舞っていた。
脚質はスプリンターで、そんな田所迅の愛車は・・・・・
★ スペシャライズド (Specialized) アメリカのロードバイクメーカー世界初の量産MTBを開発したことで知られるスペシャライズド。
その第1号 「スタンプジャンパー」 はアメリカ・スミソニアン博物館に展示されています。
MTBの方が色濃いメーカーと思いきやロード用モデルも評価が高く、クイックステップに在籍する
最強スプリンター、トム・ボーネンをはじめとするトップライダーが開発に加わり
レースで実証されたデータがフィードバックされ、完全なロードバイクが開発されています。
去年はチーム・サクソバンクにも機材供給し、ツール・ド・フランスの山岳ステージでは
アンディ・シュレク、フランク・シュレク兄弟が大活躍しました。
ちなみに箱根学園のスプリンターである泉田塔一郎の大胸筋の名前、アンディとフランクは
ここから来てると思われます。 なんでスプリンターなのに、クライマーである選手の名を・・・。
そして2009年シーズンオフには、アルベルト・コンタドールと個人的にスポンサー契約を結ぶなど
今、乗りに乗っているメーカーです。
会社の経営上の方針は、
『Innovate or Die(技術革新か死か)』。
スプリンターのトム・ボーネンの愛車であるスペシャライズドを同じスプリンターである
田所迅がこのスペシャライズドを選ぶ理由も頷けます。
しかし今年からボーネンは、Eddy Merckx(エディ・メルクス)社のバイクを乗っているんですがね。
■ 巻島裕介手足が細くて異様に長く、髪の毛はライバルである箱根学園の東堂尽八から
タマ虫と形容されるほど変な色をしていて、服のセンスは1年生の鳴子と今泉から
すごいセンスと思われる程、ちょっと変わった趣向の持ち主である。
家はお金持ちでフィギュアの置き場所に困らなく、天井が高くバレーボールが出来るほどの豪邸。
趣味はグラビアを見ること?
あだ名は、長い手足を使い車体を異様なまでに傾かせてダンシングして地面を削るように
登っていく様から
『頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)』 と呼ばれている。
脚質はクライマーで、そんな巻島裕介の愛車は・・・・・
★ タイム (Time) フランスのロードバイクメーカー1986年にビンディングペダルの開発から始まったフランスのタイム。
この時すでにタイムのペダルはフローティングのシステムを採用しており
多くのヨーロッパプロ選手に使用され、絶大な支持を得たといいます。
そしてTVTを買収してフレーム製作にも乗り出し、トップレベルの性能を誇る
カーボンフロント・フォーク、カーボンフレームなど、カーボンに関しては他の追随を
許さない程に成長し、
最高のカーボンフレームメーカーとしての地位を得る事になりました。
Bbox ブイグテレコムに所属している新城幸也は、このメーカーのバイクに乗って
去年のツール・ド・フランスの第2ステージでは、ゴールスプリントで5着に入る活躍を見せ
別府史之と共に日本人で初めて近代ツール・ド・フランスを完走した選手の一人となりました。
ちなみに同じチームのアホの子トマ・ヴォクレールは、第5ステージでステージ優勝を獲得。
・・・・・本内容が間違っていたらすみません。
次回は、ライバル校である箱根学園自転車競技部メンバーの愛車をご紹介いたします。