■ 阪神大震災の記録①今日で阪神・淡路大震災が起こってから17年の歳月が過ぎました。
当時、自分はイキナリ下から
「ドーン!!!」と突き上げる感じの揺れで目が覚め
一瞬何が起きたか分からず、次々上から落ちてくるガラクタと格闘していました。
まず始めに脳裏に浮かんだのが、地震という概念では無く
他国からのミサイル攻撃か?と
思った程で、今思えば恥ずかしい思い出ですが、自分が知っている地震とは明らかに違った性質で
これが地震と判断、認識したのが発生から一分ぐらいたった後からでした。
地震が収まり布団から出て両親の所へ行くと、両親はタンスの下敷きになっていましたが
大きな怪我も無く無事でした。
テレビを付けると地震の状況が淡々と報告されていました。
その時はテレビの映像を見ても、あまりたいした被害は出ていないと思っていましたが
時間が経つにつれて、画面の向こう側が地獄絵図とかした町の映像が流れていました。
ヘリコプターからの映像は、所々の地域から火災の煙が上がっており建物が崩壊していました。
後日、友達と神戸に行った時は、回りの風景がまるで映画の世界しか見る事が出来ない
世界が滅亡した時とか戦争の市街戦の後みたいな風景がそこにはあり、そこがあたかも
ハリウッドのセットかと勘違いするような
非現実的でデタラメな空間がありました。
あの地震で我が家は少し家が傾いただけでしたが、学校が始まったら
神戸から来ていた数人の生徒が学校に来ていませんでした。
後日、話を聞くと家が全損したとか、交通網がマヒしていて来れなかったとかが大半で
運よくクラスメイトの中からは誰も死んでいなかったのがせめてもの救いでした。
えっ?この話にオチはあるのかって・・・・・・・・
勿論ありますよ。ある男の伝説。地震当日、早朝からアニメを見ていた青年が未曾有の直下型大地震を受けて、回りの物が崩れ落ち
家が倒壊する最中、逃げもせずたった一人でテレビとLDデッキそしてアニメLDコレクションを守ろうと
必死になってそれらが崩れ落ちないように自身の体で押さえつけてたという。
その男は言いました。
「気付いた時にはもう、体が動いていた。
あの時は、何が何でもアニメLDを守ろうとしていたよ」と
私達は忘れてはならない、自分の命よりアニメLDを守ろうとした
オタクの鏡のようなその男の行動を。
・・・・・・・・いやいや違う、違う。
あの日、あの時、何が起こったのか。
何を得、何を失ったのか。
1月17日 午前5時46分を。
■ 阪神大震災が起こったとき おまえら何してた? (2chコピペ保存道場 様)■ 写真で学ぶ災害【阪神淡路大震災】